こんにちは!おかだまさたかです。

最近めっちゃ欲しいです。

PINARELLO DOGMA X。200万円。

いや無理すぎるぅ…

ちゃうんすよ!そろそろちゃんとディスクロードの1台くらい持っときたいなって!

車でトランポできるから輪行の時だけリムブレ使えば良いし!かっこいいハイエンドロード乗りたいんや〜!!

ってことで、そんな止まらない「物欲」について、ちょっと構造的に考えてみました。

どんな趣味、生活においても「あれが欲しい」とか「もっと良いやつに買い替えたい」とか、思いますよね!

自分の場合は専ら自転車や音響機材とかになるんですが、もう正直お金が全然ないのでいつも指を咥えて眺めるだけです笑

なぜ金ないのに欲しがるのか…人の業ですよ…

①物欲とは何か

果たしてそもそも「物欲」とはなんだろうか。いや、文字通り「物資的な充足感を求める欲」だと思うんですが、その正体とはなんでしょう?

人は「豊かでありたい」「余裕がある方が良い」と考えるのは当然だと思います。

邪魔なものでなければ「ない」より「ある」ほうがいいし、「より良い方」を求めます。精神的にも、物質的にも。

これがかなり主観的になると思うので、同じものでも欲しい人といらない人が出てくる。物の価値が人やタイミングにより変動するんですね。

デュラ持ってる人にとって105は別にそこまで欲しくないけど、SORA組のロード乗ってる人にとってはめちゃ欲しい、みたいな。

けど、「デュラ持ってるけど105も欲しい!」これが真に「物欲」と表現できそうな気がしています。

「必要でないが欲しい」まさに欲っぽいし俗っぽい。

心当たりしかありませんね!

②なぜ欲しいのか

言うたらね、おかだがDOGMA欲しがるのも完全に「物欲に支配されてる」訳です。そもそもすでに不満のないロードバイク(GARUEAU)あるし、DOGMAはどう考えても自分にオーバースペックすぎるし、金もないし置く場所もないし理性的・合理的に考えたら「不要」なんです。むしろデメリットの方が多い。けど明確に「欲しい」と感じるのはなぜか?

・ストレス発散

 散財することでストレスを解消したいと言う気持ち

・未知への好奇心

 最新最高のロードバイク、そりゃ乗り心地や走りが気になる

・所有欲

 「良いものを持ってる」という優位性。自己承認欲求。

・「安心」が欲しい

 「ある」ということで安心する。心の充足。

 ロードも2台あれば1台壊れても大丈夫。

まぁこの辺りが複合的に合わさってるのかなぁって感じ。

特に「所有欲」あたりは「機材マウントの話」とも関連つけられそうです。他者との比較でアイデンティティやプライドを保つ方法ですね。

③満たされることはあるのか

そしてね、もしこれなんかの間違いでDOGMA買えたとするじゃないですか。その時はすごく満たされると思うんですが、どうせまたしばらくしたら新しいの欲しくなるんすよ!!

「いや、俺は違う〜」って言う奴!悟り開いとるんか!

今回はハイエンドバイクに例えたからそう考える人もいると思うけど、そうではなくあらゆるものに該当する話です。「俺はDOGMAとか興味ないし〜って話じゃない」んですよね!

「より切れ味のいい包丁が欲しい」「かっこいい車に乗りたい」「可愛いキーホルダーを見つけて衝動買いした」「修学旅行で木刀を買う」「今すぐには不要だけど安いし下着買っとくか」「イベント会場で面白いアイテム見つけてめちゃ欲しい」

全部俺っすね!

多くのことに共通して考えられると思います。

もう無限。無限列車編。お前も鬼になれ。

④物欲との付き合い方

で、これをどうしたら良いかって話です。だって「買えねぇ」んだから!!!笑

ある人は「高すぎる!」と文句を言って下手したらアンチ化するし(反動形成・退行)、ある人は「無理だ…諦めよう」となる(抑圧・逃避)。そしてまたある人は「別のやつを買って満足!」となり(代償・代替)、さらにある人は「どうせそこまで変わんねぇよ!」と悪態をつく(合理化)。自分の愛車を塗装したりピナレロのステッカー貼る人もいますね(同一視)。買えるようになるまで頑張って働こう!とか、これに見合う走力になるまで自分を磨こう!って人もいる(知性化・昇華・これも代償)でしょう。

これらは「防衛機制」と呼ばれる自己保存の本能の一部です。フロイトさんが言ってるので多分正しいんだと思います。自分の例えが間違ってる可能性は大いにあります笑

このように分類化して考えると、自分が欲しいものとで会った時にどういう対応をするべきかというのがなんとなくわかる気がしますね。

どれが良いとか正義とかではなく、「自分がどうありたいか」っていうのがその人の人生や成長曲線を変えるのかなぁって感じです!

たぶん、知性化や昇華をした人が最終的にDOGMAを手に入れられる人になるんでしょうねと言う感じはしますね。頑張って働くとか、活用できるレベルまでトレーニングできる人とか。

⑤物欲を自分の意思で制限することはできるか?

自分は「可能」だと思います。

それこそが「足るを知る」というところですね。古代中国のことわざあるいは哲学です。

自分の置かれている状況や所有しているもの、これらを改めて俯瞰した時に「え?十分じゃね?」って思えるかどうかって話ですね。

欲求として精神的に満たされた状態になれれば、物質的・形而下的にも満たされていると「感じられる」という論法です。

ただし、この考え方はネガティブな面もあると思います。それは「成長を止める可能性がある」ということ。現状に満足して精神的に安定するということは、めっちゃ悪く言えば「現状に甘んじる」という事にも繋がりかねません。

「あれを買うために頑張る!」「より良いものが欲しい」。うまく付き合えば自分の成長やモチベーションの維持になる。そもそも健全な欲求なんですよね。物欲って。

なので、大切なのはそれに振り回されて借金したり身の丈に合わない高級品買ったりしないように「自制・自律する心」を育てていくということではないのかなと思います(代替)。

欲ってどうしたって出てきますから、否定するのではなくうまく使いこなしていくと、自分の成長に役立てられるのかもしれませんね!

はー!あたまつかった!笑

自分の考えを整理してまとめるってすごい脳トレになりますね!

またなんか思いついたらやりたいと思います!

それでは!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA